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はじめての災ボラ活動 Vol.5「災害ボランティア活動に役立つ道具」

 災害ボランティア活動の現場では、作業内容に応じて、様々な道具(資機材)が使用されますので、その中から、よく使われる道具についてご紹介します。
 なお、被災地の災害ボランティアセンターを通して災害ボランティア活動をおこなう場合は、これらの道具は災害ボランティアセンターが用意をしています。

スコップ

 主に剣スコップと角スコップがある。剣スコップは先が鋭いので「掘る」作業に適し、角スコップは面積が大きいので、「すくいあげる」作業に適している。

一輪車

 泥や土嚢袋、瓦礫や資機材の運搬などに使用する。上皿が平らで浅いタイプ(浅型)と丸くて深いタイプ(深型)がある。水害時の泥運搬などでは、深型が使いやすい。

ほうき・竹ぼうき

 屋内や屋外の掃き掃除に使用する。

モップ・デッキブラシ

 床板やコンクリートなどの洗浄、ふき掃除などに使用する。

スポンジ、たわし、歯ブラシ

 床板やコンクリートなどの洗浄、ふき掃除などに使用する。


高圧洗浄機

 水害による浸水等により家屋の壁や柱、資機材などに着いた泥を水圧で効率的に落とすために使用する。

土嚢袋

 水害による浸水等により家屋に流れ込んだ泥を運び出す際に使用する。

バール

 土壁落とし・家屋の解体、床板はがし、側溝の蓋開け、テコがわり等、様々な用途に使用する。

ブルーシート

 床の養生用に敷く、家財を覆って保管する、屋根の補修に使うなど、様々な用途に使用する。

◎その他の使用する道具の例
・十能(側溝などの泥を出す)         ・手蓑(草や小さな瓦礫などをすくう)
・のこぎり(流木などを裁断する)       ・フネ(資機材や長靴を洗浄する)
・ちりとり(狭いところの泥出し)       ・フォーク(瓦礫をすくう)     等々

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